「誰の言うことも聞かきもない、俺の言うことが絶対だ!」という経営者の方の法人さんです。一代で大成功した方です。息子さん、職員さんたちが、「まさかWJUさんを入れるとは、、、外部の、特にコンサルタントなんて絶対に信用していないはずなのに、、、」と幹部職員の方が言うような経営者の方です。
今日は、その法人さんの現状調査の2回目の職員インタビューでした。幹部の方とのインタビューでは、「私は、本当のことを言わなければならない。もし、理事長がふざけるな!と言われれば、もう、二度と来ることはないと思う。そうなったとしても、今日、全部お話ししなければならないですね。」と言っていました。
なんせ、生まれながらの絵に描いたようなエンペラー(帝王)のご性格を持ってて、理事長で、かつ優秀、かつ弁が立つので、誰も敵わないのです。幹部職員さんには「もう、こちらの法人さんのことは分かったので、本当はインタビューはもういいんです。ずーって、考えているのは、どうやって理事長に事実を伝え、ご理解をいただくことができるかなのです。」と言ってましたので。
今日のインタビューが終わったあと、理事長と事業承継予定の息子さんと90分、いろんなお話をしました。私と法人の幹部職員とのやりとりを聞いていた、WJU新人コンサルタント2名も、私と理事長の話が始まった時は緊張したと思います。途中、私から「(私の)お話をご理解いただいて感謝します。ありがとうございます。」とお伝えしました。
理事長から「この話は報告書で出るのか?」と言われたので「はい、お出しします。報告会も行います。」と。その時に、「分かった。では、もう、私が報告会出るのはやめよう。息子が行えばいい。そうすれば、事業承継が行われたとみんなが思うだろうから。」とまで言っていただきました。
豪傑な経営者の方のご性格を表したようなお答えでした。「やっぱり、この人は凄いんだな。」と。
「理事長、最後にもう一つ、お聞きしたいのです。報告書に、第二創業と位置付けて、大改革を行うと書いて良いですか?」とお聞きすると「いいですよ。何を書いてもいいです。なんか書いたからと言って、二度と来るなとは、絶対に言いませんから。」と言っていただきました。
こちらの法人さんは、1970年モデルの法人さんです。これを3年かけて、土台から作り直し、2025年モデル、2040年モデルと上げて行かなければなりません。7人のコンサルティングチームを編成して、徹底して、やろうと思っています。
長いお付き合いになりそうです。