先日、仕事に行った時に、「先生、やる気のない職員にどうしたらいいか分からないんです。」と、九州と北関東で同じ質問を受けました。
私は、以下のようにお話をしました。
「やはり、人生とか、生き方を教えないといけないですよね。」
「まずは、経営者と働く人の間の信頼関係を再構築することですよね。」
具体的に言えば、「あの人がそういうなら、やってみるか」になるし、「確かに言っていることは正しい。」というように教育をすることです。
そう、職員に「なんであなたはそうなの?」と思う前に、自分たちのアプローチに問題があると理解するところが出発点だと。
アクションプランでは、
1 経営者が先頭に立って働く。
2 しつけをちゃんとする。
3 5Sを行う。
4 3Mを行う。
5 できれば、生き方を教える。
6 仕事の面白みを教える。
7 朝礼で繰り返し伝える。
→ それを法人の風土(カルチャー)にする。
それでは、吉田松陰先生がおっしゃったと言われていることです。
1 努力して後悔した人を一度も見たことがないが、努力しなかったために後悔した人は腐るほど見てきた。
2 練習して下手になった人はいない。勉強して馬鹿になった人もいない。
3 何かをして変わった人は知っているが、何もせずに変わった人は知らない。
吉田松陰先生は、
「いかに生きるかという志さえ立たせることができれば、人生そのものが学問に変わり、あとは生徒が勝手に学んでくれる」
「教育は知識だけを伝えても意味は無い」