今日は、経団連ビルで研修講師です。

演題は、「同一労働同一賃金に対応した社会福祉法人経営」です。全員が経営者でした。参加者の法人の中に越後の虎が入ってました。1000人を超える職員を抱えているのでご心配だと思います。

私は率直に、「同一労働同一賃金は、日本になじまないかもしれませんね。なぜなら、年功賃金を崩して同一労働同一賃金方法ってどうするのか、国からモデルが出ていません。」「いままで同一労働同一賃金で問題になったのは、男女の雇用の平等を求めた、労働契約法20条での話しで、それと質の違う話しだと理解しています。」「もし、ルーティン業務での平等を国が進めたら、20年働いている人と2年働いている人をどのように評価するのか。人事制度の年功序列はどうするのかということになります。」

難しい話しです。

国会の審議を待ちたいと思います。