私が今日出した結論が正しいかは来年になればわかります。上手く行っていればOK。ダメであれば、その度に起き上がり、前を向いて進むだけです。

今日は、お昼、Mr.KATOの加藤さんと打ち合わせしました。

私は、「加藤さん、Mr.KATOの店内では包丁は使わないことにして欲しい。」とお願い(業務指示)をしました。「今までの美味しい料理を出すカフェは辞める。」と。「もし、今の1.5倍〜2倍の価格でお客様が買ってくれるのであればMr.KATOは続けられる。それは無理でしょう?」「今、上げている利益は、時代の波に飲み込まれて消える。」と。

ずーっと、「成功の条件」を考えて、整理してきました。結論は、「Mr.KATOの店内では包丁は使わないことにして欲しい。」です。そして、商品も一つの分野に絞りました。今は秘密です。

で、「今の売上の半分でも採算が上がるようにして欲しい。」です。これが出来たらチェーンオペレーションができるので、勝ち戦(いくさ)になります。出来なければ負け戦(いくさ)です。来週の月曜日までに、Mr.KATOの商品一覧が送られて来ます。もう、Mr.KATOの店名は変えてもいいので、いずれ、新しい店名を考えたいと思います。

加藤さんと話をしてて、私が「町中華、町の洋食屋さんは、絶滅危惧種だから。」というと、加藤さんは「そうですね、どんどん食べ物屋さんが無くなって、みんなチェーン店になりますね。」と。

で、加藤さんは「先生、どうしてこんなことになったんですか?」と言うので、「国の政策がそうだから。最低賃金を1500円にするんだよ。人件費を上げることが成長の要と言っているわけ。で、価格転嫁については言わないの。これからお店の家賃も上がる。食材費は高止まり。お米は前には戻らない。水道光熱費は上がる。で、価格転嫁については言わないの。」

だから、この条件でも生き残り、かつ、成長するお店を作ることにしました。出来なければ、レストラン事業からは撤退し、今、沖縄大学院大学で販売しているお弁当事業に力を入れていきたいと。

Mr.KATOが利益を出していたのは、加藤さんが週1回の休みと1日12時間以上の労働の対価で、長く続くことはないです。中途半端な成功は、ただの毒です。そして、これから、国の政策が定まり、社会の動きがそちらに動き出している以上、私が経営判断をする役目ですので、役目に合わせて仕事をしました。

私が今日出した結論が正しいかは来年になればわかります。上手く行っていればOK。ダメであれば、その度に起き上がり、前を向いて進むだけです。