平成30年度診療報酬改定に係るこれまでの議論の整理(現時点の骨子)
【留意事項】 この資料は、平成30年度診療報酬改定に向けて、これまでの議論の整理を行ったものであり、今後の中央社会保険医療協議会における議論により、必要な変更が加えられることとなる。なお、項目立てについては、平成29年12月11日に社会保障審議会 医療保険部会・医療部会においてとりまとめられた「平成30年度診療報 酬改定の基本方針」に即して行っている。
【目次】
I 地域包括ケアシステムの構築と医療機能の分化・強化、連携の推進
I-1 地域包括ケアシステム構築のための取組の強化
I-2 かかりつけ医、かかりつけ歯科医、かかりつけ薬剤師・薬局の機能の評価
I-3 医療機能や患者の状態に応じた入院医療の評価
I-4 外来医療の機能分化、重症化予防の取組の推進
I-5 質の高い在宅医療・訪問看護の確保
I-6 国民の希望に応じた看取りの推進
I-7 リハビリテーションにおける医療と介護の連携の推進
II 新しいニーズにも対応でき、安心・安全で納得できる質の高い医療の実現・ 充実
II-1 重点的な対応が求められる医療分野の充実
II-1-1 緩和ケアを含む質の高いがん医療の評価
II-1-2 認知症の者に対する適切な医療の評価
II-1-3 地域移行・地域生活支援の充実を含む質の高い精神医療の評価
II-1-4 難病患者に対する適切な医療の評価
II-1-5 小児医療、周産期医療、救急医療の充実
II-1-6 感染症対策や薬剤耐性対策、医療安全対策の推進
II-1-7 口腔疾患の重症化予防、口腔機能低下への対応、生活の質に配慮した歯科医療の推進
II-1-8 薬剤師・薬局による対人業務の評価
II-2 医薬品、医療機器、検査等におけるイノベーションやICT等の将来の医療を担う新たな技術を含む先進的な医療技術の適切な評価と着実な導入
II-3 データの収集・利活用及びアウトカムに着目した評価の推進 II-4 明細書無料発行の推進
III 医療従事者の負担軽減、働き方改革の推進
III-1 チーム医療等の推進(業務の共同化、移管等)等の勤務環境の改善
III-2 業務の効率化・合理化
III-3 ICT等の将来の医療を担う新たな技術の着実な導入
III-4 地域包括ケアシステム構築のための多職種連携による取組の強化
III-5 外来医療の機能分化
IV 効率化・適正化を通じた制度の安定性・持続可能性の強化
IV-1 薬価制度の抜本改革の推進
IV-2 後発医薬品の使用促進
IV-3 医療機能や患者の状態に応じた入院医療の評価(再掲)
IV-4 外来医療の機能分化、重症化予防の取組の推進(再掲)
IV-5 費用対効果の評価
IV-6 医薬品の適正使用の推進
IV-7 備蓄の効率性や損益状況等に応じた薬局の評価の推進
IV-8 医薬品、医療機器、検査等の適正な評価