面白いもので、時間かけて、じーと見ていると、数字の裏側にあるものが浮いて出てくる感覚があります。

人件費を考える場合、年間幾らかかっている、というだけでは、もう、なくなっています。

働き方改革、同一労働同一賃金が始まるからです。

1 サービス残業はダメです。

2 一般職と監督職と管理職と経営層は、明確な差が給与に必要になります。

3 手当を整理しなければなりません。

4 退職金制度を入れれば、全員に適用しなければなりません。

5 人事考課で、正規職員、非正規職員、パートタイマーの評価をしっかりしなければなりません。

6 そのための業務マニュアル、責任と権限、評価基準、評価方法がしっかりしていないといけない。

7 離職が10%、15%、20%、25%では、職員募集かかわる費用、例えば、科目で支払い手数料とか委託料に費用が載りますが、実際には、人件費です。

 

例えば、超過勤務一つとっても、1億円の残業代を年間払っているのであれば、多分に、裏残業(残業代を払っていない。)が1億円から2億円あるものです。

裏残業が2億円以上あれば、ブラックなんで、離職率は15%以上あるはずで、20%を超えているかもしれません。

 

 

今、マジモードで、損益計算書の科目一覧を数字を見ています。

面白いもので、時間かけて、じーと見ていると、数字の裏側にあるものが浮いて出てくる感覚があります。

「なんか、違うよな。」ってなるか「なるほどね。」になるか「超ヤバイでしょう。」になるか「しょうがないわな。」となるか。

次に、「じゃあ、こうしないとね。」となります。この感覚は、常に、現場に身を置かないと分からないのです。この感覚が分からないのに「現場が大事だ。」という人がいますけど、それは、、、、ね。

 

だから、現場を離れることができないのです。

この感覚が消えたら引退を考える時ですかね。

何歳まで続くかな、、、