やっぱり、「偉くなりたい」ではなく、「この仕事が好き」というのが、そもそも論として大事です。だから、いろんなアイデアが浮かぶわけで。浮かばないのであれば、あんまり、その仕事がそもそも好きじゃないのかもね。

若い経営者の方に「どうしたいのかイメージして下さい。それからにしましょう。」とお話ししました。経営を引き継いで1年、いよいよ、「あなたの代で、何をどうしたいのかを決めるときですね。」と。

で、それがイメージできない人がいますよね、その時には「これから何がしたいのか思い浮かばないし、イメージできないと経営者には向いてないかもしれないよ。」と言っています。

経営者という人種は、次々とやりたいことが思い浮かんで整理するのが大変なものです。人に説明する前に動いているものです。

例えると、ミュージシャンは歩いている時に、ふと曲が思い浮かぶでしょう?

いつも曲が思い浮かんで、どんどんノートに書く人がいるでしょう?

何かを見ているとイメージが浮かんできて頭が混乱することがあると言うでしょう?

私は、Mr.Kato は、今のお店を成功させたら、あと一つ、違う食材でお店を出し、これも行けたら、アメリカンビレッジに大きなお店を出して、それでOKなら、次はワイハに行くと考えているのです。そのためにはどうしたらいいかを考えていると楽しくてしょうがない。

私、「大変だなー」とか「もう、いい年齢だしなー」とか、全然、考えないのです。「次にどうしよう?」としか考えないのです。

なので、今日も、「未来がイメージできないとか、未来を考えると苦痛でしかないと思うのであればやめるのも一つだよ。なぜなら、心を病むから。」とお話ししたんです。

人にはそれぞれの人生があり、法人の経営者になるだけが人生ではないでしょう?

野球で成功する人、サッカーで成功する人、ラグビーで成功する人、みんな、そのスポーツが大好きなんですよね。そして、そのスポーツの神様に愛されているから大きな成果を残し、かつ、長く続けられるわけで。

やっぱり、「偉くなりたい」ではなく、「この仕事が好き」と言うのが、そもそも論として大事です。だから、いろんなアイデアが浮かぶわけで。浮かばないのであれば、あんまり、その仕事がそもそも好きじゃないのかもね。