今日は、病院さんで意見交換です。
ドクター:本間さん、癌の手術は10年後じゃ、うちの病院じゃダメだよね?
ドクター:うちの急性期はどうなる?
本間:はい、期待しない方がいいと思います。
本間:もう、今までの延長線上で箱で稼ぐのは難しいですね。
ドクター:これからどうしたらいいと思う?
本間:在宅医療、訪問看護、介護保険です。
本間:単価じゃなくて数です。
本間:それと、目指すのは、老人医療の急性期と多機能化です。
ドクター:軽度の救急なら受けられる。
本間:救急受けたら経過観察があるわけだから、せめて1日泊めましょうよ。
ドクター:そうね。
本間:それと精神です。日本人7%の440万人が精神の手帳を持ってます。30万人の入院を除くと410万人です。そのほとんどは在宅で地域に住んでいます。
ドクター:そうか、出てくるね。
本間:はい。病院の求められている姿も変わります。10年先から逆算すると、現在のサービスに、在宅、訪問、介護保険、老人、精神、障がいを加えて、事業設計図を作らないといけません。
ドクター:そうね、ウチも変わらないといけないね。
本間:はい、こちらはできますよ。皆さんに丁寧に説明をして、同じ方向に向いていただけるようにしたいですね。
ドクター:そうだね。