これから約半年です。しっかり学んでいただき、この中から将来の法人の経営者を作って行きたいですね。

今日の法人さんは 1000人を超える職員さんを擁する県でNO.1の法人さんです。そして、その法人さんのキャリアパスの任用要件が、私がさせていただくリーダー養成塾の受講と成果物の提出になっています。当然のことながら、その責任は重く、確実に育てて法人さんにお返ししなければなりません。

今日、「なぜ学ぶか?」に2時間かけて受講生の皆さんにお話をしていました。今の若い方々は「納得」することが絶対条件なので、ここに手を抜くことはできません。40名近い受講生だと思いすが、皆さん、真剣にお聴きいただきました。

こちらで管理職研修を始めたのは、もう4年前になります。こんな県でNO.1の法人さんも4年前の時は「なんで今さら研修でこんなことを学ばなければいけないわけ?」という顔が幾つもありました。これが、毎年続けているうちに、少しずつ、参加者の雰囲気が変わって来ています。

なぜだと思いますか?それは、私の研修が、、、というわけではないのです。

なぜ、雰囲気が変わって来たのかは、経営者の姿勢がこの4年全くブレないことです。4年前は「なんか、突然やる気を経営者が見せているが、どうせ、続かないだろう。あんまりやりたくないが、なんとなくやる気を見せてじっとしていれば通り過ぎるに違いない。ここは上手くやりすごそう。」と思っていた管理者が多くいました。しかし、「どうやら、いつもと違うらしい、」と、そして、ついにはキャリパスの任用要件になり、「これはやばい、法人は本気らしい。」と思ったことが最大の要因です。

また、WJUがご支援申し上げてから、V字回復で、かつ、法人設立以来の最高益を記録したり、利益を積極的に職員の処遇に還元したりして、「法人は、職員を大切にしてくれるようになった。」と思ってくれているからです。

そして、今日も「これからがエンゲージメント経営だから。」と。「地域一番給与が高くなければ、皆さんの県では生き残れない。」「福利厚生も大事。」といい、「そのかわり、100%稼働だよ。最高が100%で最低も100%だから。」「管理会計はエンゲージメント経営に欠かせないから。」「経営の本質を理解して実践することだからね。」と。

この画像は「じゃあ、エンゲージメント経営のさわりをやろう。」と受講生にグループ討議をして書いてもらいました。ホワイトボードの左と右をよく見て下さい。いつも、ここからエンゲージメント経営の学習は始めます。

これから約半年です。しっかり学んでいただき、この中から将来の法人の経営者を作っていきたいですね。