だから、経営者や管理職は日頃から学習を怠ったてはいけません。

私は、このブログで「教育が全てだ」とよく書きます。教育を考える時、「年収の高い家庭の子が高学歴になる」と言われます。このことについて異論はありません。ただし、それは、一つの要素にすぎないことも事実です。

最も大事なことは、親が子に対し、日頃の会話や行動の中で、生き方、努力することの大事さ、人に対する思いやり、生き物に対する考え方や、どのように考えさせるか、どのようなことに興味を持たせるか、どのように話題に対して解説して理解させるかが大事だと考えています。この積み重ねが、子供の高学歴につながって行くのだと理解しています。

ただし、子供には、個性、才能、健康、体力に差があります。早く育つ子供もいればゆっくり育つ子もいます。なので、焦らず、その子にあった育て方が必要で、それを見極めるのも大事だと考えます。

法人経営も同じですね。職場での日常の会話や会議の時に、何を話し、何を感じさせ、何を考えさせ、どのように行動を変えさせるかです。

だから、経営者や管理職は日頃から学習を怠ったてはいけません。また、学習する分野は、本業以外にも、自己啓発、マネジメントはもとより、政治、経済、外交、社会、教育、地域、さまざまな分野になります。

「なんでうちは人が育たないのだろう?」という経営者の方がいます。その時は、僭越ながら「まず、ご自分が学ぶことから始め、教育にお金をかけることです。そして、日頃の会話を変えていくことだと思います。」とお話ししています。