今日は、私の聖地の一つ、愛媛県松山市です。そう、坂の上の雲の秋山兄弟のふるさとが松山市です。
この物語の終盤、日本海開戦の前、一時帰宅が許され、秋山真之が家に帰り、母親はじめみんなでご飯を食べる時、兄の奥さんに「真之さん、この戦(いくさ)、勝てるのよね!?」と言われ、母親に両手を合わせて拝まれるところがあります。秋山真之は、困ったような表情を浮かべながら「勝てます。」と一言だけ言って米をほうばるのです。
当時、日本の連合艦隊がロシアのバルチック艦隊に勝てると思っていた人が世界にどれだけいたかと言われるくらいの評価で、「この戦いで日本が終わる」と思っていた人が沢山いたはずです。
私は、このくだりに、いつも涙が出てしまう想いになります。私にとって、坂の上の雲と言ったらこの場面なんです。日本海戦でも203高地でもなく、この場面です。
今日は、愛媛県のお役に立てるよう、頑張りたいと思います。