今日は、午後から、一つ目の法人さんで研修です。各事業の管理者に、「経営者と話をする時に、気持ちで会話するのではなく数字で会話しなさい。」と言っているのです。
理由は、こちらの理事長は民間企業で異業種の経営者です。なので、介護の現場は知りません。そうなると、現場に優しいというよりは、経営で考える人です。なので、この街で一番収益力が高いのです。
ただ、ここ数年、人で苦労をしています。私が、皆さんに話したのは「みんなが自分で予算を立てて欲しい。そうすれば、経営者に具体的な提案ができる。そのためには、収入と支出を理解して、最大限の利益を追うことができる。そうなると、経営者に、提案して、この部分の収益を職員に還元すれば、みんながやる気になるし、法人のためにと考える。だから、数字で会話し、提案力をつける。だから、学んでいると考えて欲しいの。」と。
「いい、経営者は怖いの、お金が無くなることが。だから、みんなの提案が『こうしないと人が来なくなります。』というような気持ちで会話して逆効果だから。こちらの経営者には、理詰めで、数字で会話すること。」
そして「お金を使うことが恐怖ではなく、投資だと思わせるように、提案することが大事。なので、しっかり勉強して、予算が立てられて、提案ができるようになることだから。頑張ろうね。」と。
回を重ねるごとに、姿勢が変わってきているのが分かります。