今日の管理職研修でお話ししたのは、「いい、言ったらやる。言わなかったらやらない。」というシンプルな話です。みんな管理職なので、アクションプランでは、良い話はするのです。しかし、「ねえ、それ、絶対にやらないよ。」と。
「研修のための研修はしないと言っているよね?」「具体的とは数字が必ず入っていることだからね。」「5W2Hにして」「タスキにして確認するからね。」「いずれ、これに、人事考課とリンクさせるよ。」
この街には、社会福祉法人が今の数は必要ありません。私は、ここの法人さんはこの街で圧倒的に勝って欲しいのです。行政が「2040年はここの法人と迎えたい。」と思ってもらえるように。そうしたら、この管理職のみんなにとって、「頑張って来て良かったな。」となります。なので、彼らの能力も理解できてきたので「今日から、ギア上げるよ。」と言って始めています。
駅まで送っていただく時に「研修は、全て、違う内容にしてるんです。」とお話しすると「パッケージじゃないのですか?」と驚かれたので、「だって、全ての法人は、法人ごとに研修受ける人のモラルも能力も理解度も違うでしょう? だから、今日は、もうレジメは使わないって連絡しましたでしょう?」と。で、送っていただいた経営層の方は、「今日は、良い研修でした。」と言っていただきました。
教育は、一番成果が上がるように、研修を受ける人たちが頑張ったら手が届く努力目標を設定できるかが講師の能力ですよね? そこを間違えないので、これだけ長くこの仕事ができているわけで、「こうじゃななければならない。」というのも良いのですが、私は、研修を受ける人たちをよーく見て、よーく見て、ここら辺だなという感じで、学習していくのです。
医療も福祉も一緒ですよね? 患者さん、利用者をよーく見て、よーく見て、キュアとケアを考えるでしょう? 決まったことを全部の人に同じようにサービスするのは間違いじゃないけど、地域で一番とは言われないものね。
だから、「1回目とか2回目とかは、話をしながら、ずーっと見ているんです。それから、研修のゴールを設定するんですよ。」と。