実感なき経済成長ですね。
名目GDP(国内総生産)が節目となる600兆円を初めて突破した。
内閣府が17日公表した2024年の速報値は前年比2.9%増の609兆2887億円となり、過去最高になった。物価の上昇とともに、企業が設備投資に前向きとなった。個人消費の先行きには不安が残り、政府が目指す成長型経済への移行は道半ばだ。
個人消費は前期比0・1%増にとどまった。
3四半期連続でプラスを確保したものの、前期(0・7%増)から鈍化した。自治体の補助金政策などで冷蔵庫などの白物家電が好調だったが、外食が減った。
前期に南海トラフ地震臨時情報などを受けて増えた備蓄用の飲料水の需要も減少したほか、高騰する野菜やコメの消費減も下押し要因となった。
設備投資は半導体製造装置などへの投資が拡大し、前期比0・5%増となり、2四半期ぶりに増加した。
輸出は前期比1・1%増で、3四半期連続のプラスだった。
軽油などの石油関連製品が増えたほか、輸出に入る訪日客の消費は天候不順の影響でマイナスになった前期から2四半期ぶりに増加に転じ、4・3%増だった。