「有料老人ホームにおける望ましいサービス提供のあり方」に関する検討会が行われました。
望ましいサービス提供のあり方と書いてあるわけで、今が望ましくないということですね。
2027年改定に当てるための検討会ですね。
本来は必要ない過剰なサービスの提供や、紹介業者に支払われる高額な紹介料が問題視されており対策を議論する。今夏をめどに、報告書をとりまとめたい考えだ。
有料老人ホームは高齢者が入居し、食事や介護サービスを提供している施設で、近年増加している。厚労省によると2023年時点で全国に1万6543施設あり、この10年で約2倍に増えた。
サービスの内容も、自立支援や終末期のケアなど、多様化しているという。
問題とされている過剰なサービス提供は「囲いこみ」と呼ばれている。
ホームの運営事業者側が、系列の事業所しか利用させないようにし、実際には不要なサービスで利益を得ることを指している。
厚労省の調査では、家賃の値上げをちらつかせるケースなどがあったという。
紹介手数料は、一部の有料老人ホームで1人当たり150万円前後と高額になるケースがあったという。
入居後に多額の介護報酬が得られることを見込んでいるとされ規制のあり方を議論する。