地域包括ケア病棟
地域包括ケア病棟の目的
1 急性期病床からの患者受け入れ
2 在宅等のいる患者の受け入れ
3 在宅復帰支援
・ ポストアキュート機能が9割で、サブアキュート機能が進んでいない。
・ 国はサブアキュート機能を強化させたい。
【地域包括ケア病棟の主な特徴と基準】
1 どんな疾患であっても60日間は同一点数。(14日以内は加算+150点)
2 対象疾患要件がない。(重症度、医療・介護必要度A項目またはC項目1点以上が1割)
3 病棟単位、病室単位の設定可。
4 看護職員の数が13:1以上。7割以上が看護師。夜勤を行う看護職員は2名以上。
5 専任の在宅復帰支援担当者を1名以上配置。
6 セラピスト1名以上配置。
7 1の届け出の場合、在宅復帰率70%以上。
8 介護施設との連携が不可欠
9 基本点数は高い。
* お年寄りの在宅支援を強化して、サブアキュート機能を強化する。
* 地域との連携は不可欠。地域の介護事業者、開業医、居宅、地域包括への営業を行う。
* 自法人(医療)の介護部門の居宅改革が必要な場合も。
* 地域包括ケア病棟を必要としている地域のお年寄りを掘り起こし、地域の健康を守る。
* ポストアキュート機能の在宅支援サービスを徹底して行う。
* 回復期リハ病棟の対象外患者の受け入れとリハの実施。
医療も福祉の事業者も地域包括ケア病棟を上手に活用することが重要です。
だって、急性期をやりたいって言っても肝心の生産年齢人口層は減っていくばかりでしょう?
地域包括ケア病棟のターゲットのお年寄りは増えるところはものすごく。また、減るところだって、生産年齢人口層より減るスピードは遅いでしょう?
お年寄りは、医療保険と介護保険の両方をお一人で使いますでしょう?
もう説明はいらないしょう?
でも、なぜか、多くの病院さんは、急性期+ポストアキュートなんだよね〜。サブアキュート+介護保険ですよね、これからは。