この仕事している人間の父親には、「国は施設にいれて面倒みるお金はない。リハをちゃんとやって、自宅で自分らしく暮らしなさい!」と言うつもりです。(意見には個人差があります。)

土曜日の夜に私の父親が緊急搬送されて、ICUに入りました。手術としては腸閉塞で腸が絡まり、一部が壊死しているかもということでした。家族としては、そのまま死んでしまうかもと覚悟だけはしました。ただ、手術の同意書にサインした、私の兄が「たぶん、成功するので、大丈夫だとは思うが、年齢が90であることと糖尿病の薬を飲んでいるのでリスクはある。」ということでした。

手術は無事に終わり、ICUに入ったまま2〜3日は、ということでしたので、月曜日にしかいけない九州の仕事のために日曜日に移動しました。

で、今、一般病に移ったとの連絡がありました。面会できるとの連絡があり、急遽、東京に帰ることにさせていただき、午後の仕事をキャンセルさせていただき東京に向かって飛行機に乗っています。

 
もう、90歳なんで、このまま施設ということもあるのですが、私は、「地域包括ケアが一番お金がかからない。みんなで覚悟して、お金がかからない介護をしないといけない。」と言っているわけで、私はリハをちゃんとさせて、在宅での介護をさせようと考えています。母親は難病指定で父親の介護は難しいのですが。
高度急性期は1週間で退院して、回復期リハに入院させて、ガッツリとリハして在宅で暮らさせます。本人は母親に「富士山の見える施設で、、」と言っているようですが、国にそんな余裕はありませんので、「在宅でリハしながら自分らしく生きろ!」と言います。(意見には個人差があります。)
私の年齢になって、ご両親がご健在な皆様、突然、いろいろなことが起こるものです。常に心の準備がいるようです。