職員の願い

先日、某社会福祉法人の職員様にインタビューを実施しました。総勢30名とハードワークでしたが、疲れは全く感じませんでした。清々しい気分で、インタビューを終えました。

人口は約6万人。東北です。2次医療圏域で見ますと、医療の需要は2035年、介護需要は2040年でピークアウトの地域です。「需要の崖」は医療は2045年、介護は2050年です。受益者となる75歳以上の人口は2035年がピークです。高齢者率は現状ほぼ全国平均値ですから、東北では低い数値です。但し、地区別に見ますと48.2%の地域もあれば19.4%の地域もあり、東北によくみられる傾向です。

インタビューを実施して感じたことは、どの職員も学ぶことに貪欲だという事です。「何でも聴いて下さい、そして色々教えて下さい」と言わんばかりで、目が「キラキラ」しているかのように私には映りました。

「どの様な事を学びたいか」の問いには、現場でのテクニカルワークも大切だが、国の政策を知りたい、マネジメントを学びたい、経営指標に興味がある等々、個人差はありましたが広範囲です。私が少し掘り下げて話を始めますと、スポンジのように吸い取っていく。

今後この法人では、今回のインタビュー結果を踏まえて、中核職員向け研修を実施します。これから東北出張が楽しみになります。