「異例中の異例ですよ。本間さんが障がいど真ん中のこの大会で基調講演を務めるのでしょう? 絶対に、私の常識では考えられない出来事ですよ。これは凄いことです。」

今日は、「障がい事業の未来とそのための準備」というテーマでの1時間でした。楽しく1時間お話をさせていただきました。ただ、さすがに、言葉を選びながら丁寧にお話しさせていただきました。私をよく知る、征峯会の方達から、「先生、今日はゆっくりと丁寧に話をされてましたね(笑)。」と。

始まる前の控え室で、お弁当をいただいていた時に、障がいコンサルタントの赤松さんは「異例中の異例ですよ。本間さんが障がいど真ん中のこの大会で基調講演を務めるのでしょう? 絶対に、今までの私の常識では考えられない出来事ですよ。これは凄いことです。」と何度も何度も、「これは凄いことだ。」と。私は「介護も、10年前は、そう言われてました。絶対に、今までの私の常識では考えられない出来事だと言われていた中で、講演を続けていたけどね。」と。

講演が始まり、会場の850人の方々、それぞれ、いろいろな想いはあったかと考えますが、私から客席は見えるわけで、若い人たちに頷いている人が多かったのは分かっていました。終わって、懇親会に向かうバスの中で、茨城県の会長さんから「パンチの効いた話をありがとうございました。そうだよね。」「私のまわりの経営者が、みんな、うちはあと5年でなくなるって言ってましたよ(笑)。」と。

これから、10年前に介護分野で起こってことが障がい分野でも起こりますでしょうか。障がいの分野の皆さんが「経営」という言葉で慣れていって、変わっていただけると良いですね。

懇親会では、10名くらいの方に「教えて下さい。」と名刺交換をさせていただきました。中にお一人の理事長さんが「いやー、よかった。1時間は短すぎるよ。私はいつも言われているんだ、理事長はなんでお金お金って言うんだよ。でも、お金がなければ何も出来ないのだよって、言ってんだ。今度、連絡するから来て欲しい。研修して、みんなに今日の話をして欲しい。ダメだよ、1時間は短すぎるよ。」と。

いくつかの法人さんは「コンサルティングについて、ご相談させて下さい。」と言っていただきました。「もちろんです。大きくなって、利益出して、地域を守って、ご利用者に還元して、働く人に高い給与払って下さい。いつでも呼んでください。」と。